まるちをのブログ

バイクや料理など日常のちょっとした出来事をシェアするための情報発信ブログ

MENU

初めてのバイクはVFR400R

こんにちは。まるちをです。

書き出す前に、まるちをと趣味のバイクの出会いについて、書いておきましょう。少々お付き合いください。

 

<バイクとの出会い>
バイクに興味を持ったのは、少年チャンピオンに連載していた、750(ナナハン)ライダーからです。委員長を後ろに乗せて走っていた絵がカッコよかったですね。カット割りも落ち着いていて、爽やかな漫画だった気がします。


ジャンプやサンデー、マガジン、キングはどうしたの?と、言われそうですが、その中でも子供向けの漫画が多かったのが、チャンピオンだったのです。その中でも750(ナナハン)ライダーは、ちょっと大人の漫画でした。

 

 大きなバイクに髪の長い綺麗な委員長を乗せて走るカットは、子供にとって刺激が強かった。その印象が今でも目に焼き付いています。四半世紀以上前ですけど。

よくよく考えたら、高校生の主人公がナナハンのバイクに乗っていること自体当時ありえないことだったと思います。子供なので常識は通用しません。

 

サーキットの狼もチャンピオンだったと思います。スーパーカー消しゴムが流行り、ボールペンのノック部分で走らせていました。(走らせていた、というのだろうか)

 

バイク免許が取れる年になるまで、まだ年月が必要だったので、プラモデルのCB750Fインテグラルを買って満足していた、少年時代でした。結局、委員長を乗せて走ったことはなく、夢で終わってしまいましたが。

 

高校2年生のときにバイク免許を取得しました。教習車はCB400。扱いやすいバイクでしたが、こんな鉄の塊に乗るのか!倒したらどうしよう、という不安な気持ちでいっぱいだった気がします。

苦手だったのは、一本橋波状路。さんざん失敗したような記憶があります。

 中型を取得して、親に借金をし、何とかバイクを手に入れました。初めてのバイクはVFR400Rでした。

 

<VFR400R>
片持ちスイングアームという、普通2本必要なのに一本で十分だ!2つはいらない!一つでも早いぞ!他のバイクとは違うぞ!ってな感じでした。リアタイヤを一本のスイングアームだけで支えるって、すげーなって感じでした。

 

兄弟にレース向けカラーのロスマンズカラーもあったことから、レーシーなイメージも強かったですね。

 

とはいえ、買ってからは速さを求めず、ツーリングが主体でしたね。色々なところに連れて行ってもらい、色々な経験をさせてもらいました。高校の同級生と伊豆に行った記憶があります。

 

しかし、問題もありました。だんだん乗らなくなって来ると、エンジンがかからん・・・。明らかにバッテリー上がりでした。当時は外すのも面倒くさいので、押し掛け。

 

頑張りましたよ。何十回もやりました。

坂道の上まで登って、何回も押し掛けしました。
若いってすごいですよね!
いま、絶対できない・・・

 

そういえば中禅寺湖のあたりで、転倒した記憶があります。その時は右コーナーで15時くらいかな。速度の出しすぎで曲がり切れませんでした。調子に乗っていましたね。

 

こけるとショックです。何が起きたか分からなくなりました。


まずは身の安全で、後方から車が来ないことを確認。バイクは幸いなことに端によっていたので、バイクを移動させる必要はありませんでした。後ろから来た車が止まってくれて助けてくれました。

 

こういう時は、本当に助かりました。自分のために見知らぬ人が助けてくれる、良い国です。なんとかエンジンもかかり、帰路へ。無事に家に着くか心配でした。なんとか付きました。

 

<さらば!VFR400R>
お別れは突然やってきました。というか我慢の限界が来ました。バッテリーは交換しても不調。このままだとツーリングにも行けない。お金もないからバッテリー交換もできない・・・そして、やってきました。開かずの踏切へ。

 

今は亡き環八と京急蒲田のやつです。
アイドリング時間が長い!バッテリーの消耗が激しい!だんだん不安が募り、最悪の事態が頭をよぎります。


「ここでエンストしたらどうしよう・・・」

 

そして踏切オープンと同時に、エンストです。今までのことが積み重なって、ブチ切れました。近くのRBに持ち込み、廃車扱いで引き取ってもらいました。大人になった今思うと、経済力が無いと維持するのは難しかったと感じます。

 

今はほとんどやっていない、オイル交換もしていました。サービスマニュアルを手にいれ、廃油の捨て方とかも確立しだし、廃油パック?なるものも売られ始めていたので、購入して交換していました。

 

時間に余裕があったのと、やり始めたら止まらなかったのが、よかったのかと思います。

 

きっかけは漫画でしたが、バイクは自由なイメージがあり、手軽に遠くに行けるところが、大きな魅力ではないでしょうか。モチベーションを維持するためにプラモを買ってたところが健気です。

 

バイクに対する思いを持ち続けられたことが、今日につながっていると思います。