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バイクを起こすときに腰を痛め、回復までに数か月かかりました。|腰痛回復

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こんにちは、まるちをです。

 

みなさん、体には気を付けていますか?

年を取ると若い頃に出来ていたことが、出来なくなってショックを受けることが多くなりました。

 

今回のバイク引き起こし時の腰の痛みも、多少運の悪さはありますが、若い時は痛くなかったのかも、と思っています。

 

起きてしまったことは、仕方がありませんので、早期回復について、気づいたことを書いていきたいと思います。

 

同様な状況で、腰を痛めた人への参考になればと思います。

 

目次


バイク引き上げ時の腰の痛みを解消

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今回の腰の痛みは外部からの衝撃ではないため、外から状況がわからず、個人で状況を正確に知るのは不可能でした。


状況を正確に知ることが早期回復のために必要なことだと考え、専門家(整形外科)へ直ぐに行けるよう、仕事を調整しました。

 

整形外科へ行き、原因と対処がはっきりしたことで、焦ることなく、回復を図ることが出来たと思います。

色々な視点で検査し、意外なことも判明

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  • 整形外科へ直ぐに行くことで、適切な処置と完治予定期日が分かりました。
  • 診断結果は脊椎圧迫骨折。完治は3か月とのこと。
  • しかし、骨折って・・・と思いました。骨折は子供の頃、以来ですので、ショックでしたね。
  • 今まで体験したことのない痛みと、骨折という重症性から、今後もバイクに乗れるのか心配で聞いてい見ました。結果、バイクに乗り続けられることが分かり、ホッとしました。
  • 腰を固定するための腰椎ベルトのおかげで負傷当時から最近まで、日常生活に支障をきたすほどの痛みは、ほとんどありませんでした。これは、効きます。付けていなかったら随所で、激痛を覚えそうなところでも、小さな痛みに抑えられている感じがしました。便利な時代だなぁ、と感じたものです。
  • 私の場合、最初処方してもらった湿布を一晩貼ったところ、かぶれてしまいました。貼れたら少し楽になりそうな気がしますが、腰椎ベルトを使っているためか、あまり痛くなく、動きが少ない就寝中は、しばらく貼らないことにしました。湿布で、かぶれることがあることを初めて知りました。
  • 年齢から骨粗鬆症の疑いもあるため、骨密度の検査を行い、ギリギリで骨粗鬆症でないことも分かりました。ただし、今後は注意が必要です。


直ぐに病院へ行くこと

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脊椎圧迫骨折は自分の目で確認できない箇所であるため、どのくらい酷いのか、イメージがわきにくく、症状が出なくなると治った、と勘違いして適切な処置が遅れる可能性が大きいと思います。

 

特に若い人の場合、我慢すれば治る、病院へは行きたくない等で、自己流の処置をして、その場しのぎは出来るかもしれませんが、結果、回復は遅くなると思います。

 

早めに病院へ行って専門家の判断と処置を受けることが重要だと思います。

病院で診察を受けるためには、時間があれば出来ます。保険証や支払いもありますが、まずは直ぐに病院へ行くことです。


骨折の原因と経過

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<当日(土曜日)>
私のバイクは排気音が大きく、早朝メインで走っていました。ご近所への音を気にして、家のかなり手前でエンジンを切り、押していくスタイルです。


家の途中には道路にコブがあります。

 

コブを押して乗り越えるのも大変なので、本来であればコブを越えたところで押し始めるのですが、この日は、コブの手前でスタンドを出したことを忘れ、そのまま押してしまいました。

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早朝で眠く、集中力が落ちていたせいかもしれません。


コブとスタンドがぶつかり、右側に倒れてしまいました。

引き上げようとして、右側から持ち上げようとしたら、ぐぎっと音が鳴り、腰に激痛が走りました。


家の人を呼んで辛うじて引き上げられましたが、そこからほっとしたのか腰の痛みがひどくなり、立ち上がることもできなくなりました。

 

その日はずっと横の姿勢のまま。

バイクの損傷もそうですが、腰の痛みの方が重症です。

 

<2日目>
ほぼ体を横にしたままです。

痛み止めと、たまたま、家の人が持ち合わせていた腰椎ベルトがあったので、痛みは軽減されましたが、基本寝たきりです。


寝る姿勢も仰向けだと痛いため、体を常に横向きにしなければなりません。
立ち上がる時の動作も、ゆっくり起きて、腰をひねると痛みが走ります。

 

<3日目:1回目の通院>
整形外科へ行き、レントゲン結果から脊椎圧迫骨折らしいとのこと。

正常時と比較ができないが、ややつぶれている部分があるとのこと。


左腰が痛いのは、おそらく左腕から左腰に負荷がかかったせいだと思います。

右の腰はそれほど痛くないです。腰椎ベルトと湿布を処方してもらいました。

 

<5日目>
ごみを捨てる、たった5分位ですが、外に出て帰ってくると、花粉症の症状が出始め、そしてくしゃみで、激痛が走りました。

 

全身に電気が走るような衝撃を覚えます。

腰椎ベルト(マックスベルトR2)をしていますが、これのおかげで本当に楽です。

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ただ、外に出る場合を想像すると、ちょっと恥ずかしいですね。


おなか周りが、通常の1.25倍くらいになるからです。
スーツを着れるか心配でしたが、思ったより太ったようには見えなかったです。

 

<8日目>
腰は回すと多少痛みが出ますが、大したことはないです。

ただ、疲れが出ると痛みが強くなるような気がする時点で、まだまだ回復には程遠い感じです。

 

買い物で車を使うので、車の運転に問題がないか確認した結果、大きな問題はありませんでした。

 

車への乗り降りの際、腰をかがめると痛みが出ますが、我慢できない痛みではありません。車が運転できることでホッとしました。

 

<15日目>
腰の痛みは、ほぼ無くなってきています。
ただ、腰を曲げるような所作(顔を洗ったり、床のものを取ったり)をするときは、「ピリッ」とした痛みを感じるので、完治にはまだ遠い状態です。


湿布は2種類試しましたが、どちらも、かゆみが出てきたので貼るのを一時止めました。初めは痛みが勝っていたせいか、かゆみに気づきませんでした。

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その代わり腰椎ベルトを、ほぼ24時間しています。これで微妙な腰への負担がなくなって、助かっています。

 

<18日目:2回目の通院>
骨粗鬆症(骨密度)の検査をしました。でかいアイロン台に横になって、アイロンを充てるような感じです。


膝を立てて、2,3分じっとする必要があります。
結果、骨粗鬆症ではないとの判断でしたが、年なので気を付ける必要はありそうです。

 

<26日目>
腰の痛みはだんだんなくなってきましたが、腰椎ベルトを外すと痛みがまだ出るように思います。


湿布は朝に貼って寝る前に外しています。
腹ばいになったとき、左の腰のあたりにちょっと痛みを覚えますが、それ以外痛みはありません。

 

<45日目:3回目の通院>
再度レントゲンで確認し、前回と大きく変わっていないとのことでした。

 

左の腰に痛みがまだあることを伝え、再診することになりました。

腰椎ベルトは生活に困らないならしなくてもよい、とのことでしたので、ここで、腰椎ベルト卒業となりました。

 

<87日目:4回目の通院>
左腰に筋肉痛のような痛みを感じると話したところ、上半身を前後左右に傾けてチェックされました。これは問題なし。


左の腰あたりに先生のこぶしを当てて、上半身を前後左右に傾けると、左腰の上部に筋肉痛のような痛みが。念のためレントゲンを取ることになりました。


結果、2か月前(ケガ直後)と比べても変化はないため、骨は固まっているとのこと。この結果から、通院は不要で何かあったら来てくれ、となりました。また、ストレッチなどをやってくださいとのこと。


ここで、整形外科も卒業となりました。

 

回復方法

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・自己治癒力を信じ痛みを我慢する。
・病院で診断を受け、適切な治療を受ける。


早急にするべきこと

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  1. 病院で検査し、原因を明らかにしてもらうことです。外傷でないため、状況が個人で判断できないと思います。痛みの原因が何なのか。専門家の診断を受け原因に対応するための処置を聞きましょう。
  2. 安静が重要なため無理しない。特に、その時痛みがないからとバイクに乗って、出先で痛くて乗れない、なんてことにならないようにしましょう。結局、再度痛めることになり、回復も遅くなります。
  3. 腰椎ベルトは痛くなくても、2か月程度は保険で装着しておきましょう。何かの拍子で激痛が走るところを抑えてくれます。
  4. 栄養価の高い食事をとりましょう。良質なタンパク質を取るなど、この時ばかりは贅沢しましょう。ウナギとかいいですね。

対処方法の比較

 

  病院 安静 腰椎ベルト 良質なたんぱく質
・確実性
・即効性
・費用


病院(整形外科)でしてくれること

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  • 専門家が客観的に判断してくれるため、独りよがりの考えを訂正し、正しい処置を提案してくれる。
  • レントゲン撮影で、骨の状態を誰もが分かる形で見える化出来る。
  • 骨密度測定で骨の内部状態を確認でき、今後の生活に役立てることが出来る。


不安の解消

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  • かかりつけの病院があれば、早めに診察を受けてください。ほっておくと症状が悪化するかもしれません。
  • 発生時の状況を詳しく説明しましょう。私の場合、今回自分で招いたケガなので、細かく説明することができました。
  • 見えない部位なので、自分の判断で処置をしない。湿布だけで痛みを緩和するだけだと、片手落ちに感じます。腰は常に動きますので、腰椎ベルトがあれば着用して固定しましょう。

まとめ


見た目でわかる外傷であれば、状況は分かりますが、腰痛は内部であるため、自分では全くわかりません。

 

若いころと違い、適切な処置をしなければ回復が遅くなるか、もっとひどくなる可能性もあります。

 

体力に自信がある方も、こういった見えない負傷の場合、専門家の判断と処置を受け入れ、早期回復に努め、長いバイクライフを過ごせるよう、頑張りましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。